【モダンフューチャリズムをテーマに、カーヴィーラインを使ってスタイリングを組む】

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【モダンフューチャリズムをテーマに、カーヴィーラインを使ってスタイリングを組む】byみっちゃん

フューチャリズムについて、私は、1960年代に「スペースエイジファッション」「コスモルック」などと呼ばれた、金属や新素材を使った近未来的なスタイルを思い起こします。
(フューチャリズムについては別途投稿したいと思います。)

モダンフューチャリズム。。。
難しい宿題ですが、その言葉から連想すると、2013年の現代に、改めてフューチャリズムの思想で、近未来を志向したスタイリングを考えることでしょうか。

そして、カーヴィーライン。。。
昨年のコレクションからの特徴的なトレンドは、コクーンライン、アワーグラスライン、バルーンラインなどの、ビッグでふんわりとしたスタイル。
ドロップショルダーが多く、やさしいイメージを与えるカーヴィーラインは、この冬の街を彩るショーウィンドーにも多く見られます。

今回、私が挑戦したのは、JAEGER(イエーガー)のヴィンテージスカートとベストを使ったスタイリング。
JAEGERは、1884年に創立したイギリスのファッションブランドです。
服は中野の古着屋さんで手に入れました。金糸を織り込み、様々な色の糸で複雑に織られた、たっぷりとした布地の質感が気に入っています。
ただし、オリジナルのラインは、写真右上にあるとおり、典型的はフィット&フレアライン。

そこで、この布地のボリュームを主役にしつつ、カーヴィーラインを活かしたスタイリングに挑戦してみました。
セーターの上腕部分にはタオルを入れて、下半身に負けないボリュームを出しています。
イエローゴールドのハイウェスト・ベルトで全体の印象を引き締めたつもりです。

・・・ここからは反省になります。

このJAEGERはおそらく1970年代のもので、フォークロアが色濃く出ているテキスタイルですから、モダンフィーチャリングを行うには、もうひと工夫もふた工夫も必要でした。

ベルトだけでなく、現在のトレンドであるパターン柄やプリントを取り入れると、楽しくなったかもしれません。

また、異素材とのコラボを狙って、メタル素材や、アシッドカラーやビタミンカラーのビーズ・ビジューなどをあわせてみるのも面白かったかと思います。
次からはもっとがんばります!

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