ビジョン

ファッションレスキュー

ファッションの真の力を世の中に伝える

『 自分らしく装う、本当の意味 』

私たちは美を認める心や、奥深い知性を育むことによって、
もっと人生を気高く生きる力を持っているはずなのです。
気高く生き、凛とした心持ちで装うこと.。

残念ながら、昨今、そんな気概を持った社会性のあるファッションに
身を包んだ人に出逢うことが少なくなりました。

自分らしく装うとは 単に好きなものを着る、といった自己満足な
幼稚な世界ではなく、着るものによって、本質が導き出されるような
世界を言います。
この国はまた、洋服を着るようになってから、140年あまり。
服装についての教育を、各家庭にて行われてこなかったという
事情も相まって、いつまでも成人した装いをがまともにできないどころか
自分にふさわしい、身の丈の装いとはどういうことか?という基礎的なことですら、
考えたこともなく過ごしているのです。
だからといって、未熟なままでいいのだということではありません。
あなたがこのHPにたどり着いたからには
私たちと共に、一緒にファッションの奥深さを知っていきましょう。

あなたにとってふさわしい、大人の装いとはなにか、
自分らしく輝くパワーを服装によって導き出すとはどういうことなのか、
そのスタイルを見つけたとき、あなたは、出逢う人をも
しわせにする『ギフトファッション』のパワーを身に着けた
魅力的な人になれるはずです。
しかし、その道は、今日明日では手に入りません。
本当のオシャレへの道は、たやすいものではないのです。
自分らしさを見つけるには、本当は、多くの失敗を繰り返し、
あぁでもない、こうでもないとチャレンジを繰り返していただきたいのが
私の本音です。
しかし、現実には、惜しみなくそのような投資ができる人は少ないのです。
無駄をなくし、できる限り失敗はしたくない、というのがお客様方の本音でしょう。

だからこそ、ファッションレスキューは生まれました。

 

お客様のリアルクローズに真に寄り添い、
プロパーソナルスタイリストがともに階段を上り
あなたのファッションをサポートしていきます。
2012年 12月  政近準子

 

おしゃれって何なのでしょう? 創設時

私自身、約25年ファッション関係の仕事に携わってきましたが
いまだにその答えにはたどりついていません。
なぜならファッションは流れるものだからであり、また様々な経験や
人々との出会いのなかで私自身が考えるおしゃれに対する固定観念が
いつも見事に崩されていくからです。
時代が流れ、世紀が変わり生活様式や習慣にも変化が現れるとともに
10年前に良いとされていたものが、ファッションだけではなく
あらゆることにおいても良いとはいえないものになってしまう。
古く感じたり、必要を感じなかったり時の流れは人の価値観すら
変えてしまう。
だからこそ、もしかしたらファッションは楽しいのかもしれない。
だからこそ伝統に惹かれたり新しいものにどきどきしたりするもの
なのでしょう。
答えがない「おしゃれ」の世界だからこそ、終わりなきファッションの
たのしみを味わっていけるのかもしれません。
青春時代をDCブームの中で過ごし、ブランド信者のように好きなブランドを買いあさり満足してきたあのころ、、、
6畳一間のワンルームに暮らし、服を買うためにアルバイトに明け暮れ
買いあさる洋服には不釣合いである生活状態であるにもかかわらず
見栄と欲望から、デザイナーズブランドを着ていたかった自分。アパレル企業でデザイナーを経験した後、様々な思いを胸に
不意にイタリアに飛び、フィレンツエで暮らすようになった頃から
本当のおしゃれって何なのだろうと考えるようになりました。
考える機会を与えてくれたのは、日本ではなくイタリアの地でした。
街並みそのものが芸術的であるフィレンツエには、レンガ色の風景に
溶け込んだ自由でそのひとらしい装いのなかには
見るものにも心地よさを感じさせる、ファッションの楽しさがありました。
肩や見栄をはるのではなく自分らしく装うことの素晴らしさを知ったのです。
ブランドに頼ることなく服に着られるのでもなく
着る人が洋服を引き立たせるのだという当たり前のことにやっと気がついたのです。ファッションに大切なのは洋服だけではなく
ライフスタイルとのバランス、いわゆる衣食住のバランスがとれていること
が自然でカッコいいのであって
貧乏人が無理をして高級な時計をしてみても、それは自己満足に過ぎず
見るものにも心地よさを感じさせるものではないし
流行っているからといってボーナスのすべてをブランド物のカバンに注ぎ込むなら
ちょっと広めの環境が良い場所に引っ越したほうがスマートだというような
ヨーロッパでは常識に近いようなことが、私には正直わかっていませんでした。
そういったバランスを保つことも、おしゃれのひとつであり
だからこそ本当に人生も楽しめる素敵なイタリア人達から学んだことの
すべてはここに書ききれるものではないけれど、あのイタリアでの生活が
なければ大切なことに気づくことはなかったかもしれません。昼間カフェでおしゃべりを楽しんだ友人が夜のパーティーではがらりと
美しいレディーに変身し、同姓の私までもがどきどきするほど、その変身ぶりに楽しませてもらったり、、、プライベートでしか会ったことがない友人のオフィスを尋ねたら、キリリとスパイスが効いた「できる女」を感じさせてくれたり、、、
熟年の夫婦が明日行われるパーティーに着ていく服をきめるのに
クローゼットの前でお互いを褒めあい、気の遠くなるような時間を費やし
パーディーの前からすでに楽しんでいる姿に感激したり、、、
ファッションだけでなく人生そのものを楽しみ、人生を楽しむために
ファッションはあるのだと教えられました。彼らの装いには決して無理がなく、無理がないから本物の輝きを放っていました。様々な経験の中でいまだにおしゃれとは何か?という答えにたどり着けない
私が、そのうえで「おしゃれとは」と自分で問いたときおしゃれとは ひとまねや見栄ではなく そのひとらしさなのではないかおしゃれとは 1朝1夕にはできないもの、失敗を繰り返す中で磨かれて
いくものではないか
お金さえあればいいというものではないから、おもしろいのではないかおしゃれとは自分自身をよく知った上で、そのイメージを表現、演出すること
ではないか そのイメージ、あるニュアンスをつけるために何らかの
こだわりをもつことではないかおしゃれとは自己表現であり ある意味その人自身でありそのひとの
生き方やアイデンティティーまで映し出すものではないかというようなことを考えています。恥ずかしながら多くの失敗と多くの無駄な投資をしてきた私ですが一見無駄に感じる経験と投資と時間がなければ 今の自分へと
たどり着けることはなかったでしょう。私は今、人生の折り返し地点にきているという年齢ですが
今までの人生の多くをファッションやお洒落といったことを
考えることに費やしてきました。
お洒落に関するたくさんの考えはあるけれど
最後に言いたいのは、なんだかんだいっても「お洒落」を意識して
いるうちはまだまだお洒落な人とは言えないということです。
すなわち、私自身もこれだけお洒落にこだわっているわけですから
決して「おしゃれ」とは言えない人物であり
あと20年はかかるかな、と計算しています。笑お洒落とはつかみどころにない不思議なものでもあるけれど
残りの半生をその魅力にとりつかれながら送っていくことは
ほぼ間違いないと確信しています。おしゃれが人間だけに与えられた特権であり、うまく生きていくための
、もしくは夢をかなえるための手段の一つだとしたら
あなたがあなたらしくあるためのお手伝いをする人がいても良いと
思います。
そんな考えから、あなたとともにお洒落を実現していくために
ファッションレスキューは存在しています。おしゃれは誰もが楽しむもの
あなたがなりたい自分になれるのも、ファッションの力あってこそだと
思います。
JUNKO MASACHIKA

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